公演報告 Sアミーユ東久留米

1月26日(日)Sアミーユ東久留米さんで今年最初の公演を行いました。天気は晴れ。1月にしては暖かい最高気温15度のお日和でした(その後気温がガクンと下がり家に帰る頃には北風も吹いて気温が4度で驚きました)。

メンバーのNちゃんのおばあちゃまが入居されているご縁で,Sアミーユ東久留米さんで公演をさせて頂くことになりました。施設長さんをはじめ施設の皆様は爽やかなイケメンが揃っています。会場の設営の際も男手がさっと集まって食堂のテーブルを端に寄せていただきました。そして「バレエに挑戦」のコーナーでは,イケメン4名でバレエのマイムで愛の告白!観客の皆様は女性が多く,目がハートになっていました。

今回のプログラムは以下の通りです。

1.「くるみ割人形」より「中国」
2.「くるみ割人形」より「葦笛」
3.「白鳥の湖」より「スペイン」
4.「眠れる森の美女」より「6つの妖精」
5.バレエに挑戦
6.「せむしの子馬」より「海と真珠」
7.川の流れのように
8.いい日旅立ち
9.グリーンスリーブス
10.スリーピーマドンナによるジャズ
(1)You’re my sunshine
(2)素敵なあなた
(3)私の青空
11.祭
12.フィナーレ

今回は新人ダンサー2名が舞台に立ち,3名の方々がお手伝い&見学のために舞台を観に来てくださいましたので,ご紹介させてください。

新人ダンサーは男性1名,女性1名。男性ダンサーはスペインと祭に出演頂きました。スペインの色気はハンパなかったです。踊りに躍動感が溢れていて観客の目を惹きつけました。祭のはっぴの着方が玄人っぽいと思ったら,阿波踊りもされるとのことで,道理で堂に入った佇まいと合点が行きました。

女性ダンサーは,京都の大学を卒業して東京に就職したばかりのフレッシュガール。桜といい日を踊ってくれました。公演後以下の感想をメールで送ってくれたので抜粋して紹介します。

今日は、ほんまにありがとうございました!はじめての参加でしたが、仲間のみなさんの優しいご指導と、おじいちゃんおばあちゃんの温かい眼差しのおかげで、目一杯楽しみながら感動な時間を過ごすことができました!
特に、いい日では本番みんなの心とおじいちゃんたちの心がひとつになったような気がして…思わずうるッとしてしまいました(;_;)
みなさんめちゃめちゃえぇ人ばかりで…気さくに話しかけていただきとても嬉しかったです。別のいろいろなバックグラウンドを持っているのに、バレエというひとつのツールでみんな繋がっているんだ…ということを感じ、本当に素晴らしい活動だなと思いました。そして、バレエやっててよかったなと。親に感謝しなきゃです笑
これからもお世話になりますが、どうぞよろしくお願いします(´∪`*)

メールにもお国言葉が・・・。関西系新人ダンサーの登場で,これまで東京弁を話していたので出身地不明だった他のダンサーが,それぞれお国言葉で話し始め,「あらあなたも実は関西人?」状態でカミングアウト(?)し,楽屋の雰囲気が急に柔らかく変わりました。

続いてお手伝いに来てくださった方々をご紹介。スリーピーさんと一緒にジャズ・ボーカルを学んでいる女性。次回から公演に参加してくださるとのこと。美しいハーモニーがまた楽しみです。

自らの闘病体験を経て,きれいで居たいという患者さんの気持ちに沿ったサロンを経営されている方が,我々のボランティア活動に興味を持ってくださって見学においでくださいました。プロのエスティシャンを教育する立場でいらした方なので,メイクはお手の物とのことで,急遽シンガー&ダンサーはメイクをして頂き,洗練されたメイクで舞台に臨むことができました。
セレナイト

また舞台の照明や音響を学びたいと,高校の先生がお手伝いに来てくれました。文化祭や学校行事等で音響・照明の裏方の仕事をしており,技術を勉強したいとのこと。このように向上心のある先生が居れば学校も楽しそうです。設営にバラシに大活躍いただきました。

色々な角度から施設で公演を行うという我々の活動に興味を持ってくださって協力してくださる皆様,ありがとうございました。このような嬉しい出会いに感謝します。

幾つか今回の作品を紹介させてください。ボランティア初演は「海と真珠」です。小学生2名に演じてもらいました。大人でも難しいバリエーションですが,一生懸命練習して合わせてくれました。

振りとしての新作は2つ,葦笛とスペインです。葦笛はパドゥドゥ・バージョンを難易度高く改訂振付した作品を男女2名のダンサーがきれいにまとめてくれました。簡単そうにピルエットを3回転回しますが,技術が要る技です。

白鳥スペインは,女性2名バージョンは王子で実施していますが,パドゥトロワ(男性1名女性2名)のバージョンは初演です。男性が加わってダイナミックでドラマチックな振りにパワーアップしました。
http://balletvolunteer.com/archives/385

更に今回特筆すべきはグリーンスリーブスです。Nちゃん振り付けのパドゥドゥですが,何回見ても,胸がキュンと切なくなる音楽と振付です。軽々とリフトをする男性の技術に観客の方々も驚嘆していました。
http://balletvolunteer.com/archives/358

そして今回フィナーレの振付の一部は前回スリーピーさんの歌に合わせて素敵なジャズの振付をしてくれたMちゃんにお願いしました。出演者一同,「回るとか飛ぶとか激しいのではなく,なるべく簡単にしてください」と声を揃えてお願いしたのですが,確かに飛ぶとか回るとかはなかったのですが,バレエらしいアレグロのパが小粋に組み合わされていて,一同撃沈(T_T)しましたが,本番はミスなく踊れました。

また,今回も殆ど全ての衣装についてMちゃん制作衣装を使用し,大変豪華な舞台ができました。当日も衣装の着替えも全部監修して頂いて,全てのダンサーの体のサイズに合わせてムシを作ってくれました。近くから見ても観客の皆様に喜んでもらえるよう繊細な工夫が凝らされた衣装に,観客・施設の皆様から沢山のお誉めの言葉を頂きました。

このボランティア活動の素晴らしいところは,バレエダンサーだけではなく,歌手・音響・照明・衣装・メイク等,素敵な方々が集まってくれます。それぞれのバックグラウンドが全く異なっていても,施設で日々を過ごすお年寄りに非日常の一時を楽しんでもらいたいという気持ちが一つになってクオリティの高い舞台を作ることができます。舞台が終わった後の充実感・達成感は堪らないものがあります。関西系新人の言葉を借りれば,バレエやっていて良かった~と思います。

踊ることが好きな方,施設での公演活動に興味がある方,勇気を出して活動に参加してみませんか?事務局にメールをください。またボランティア公演をして欲しいと希望される施設の方もどうぞご連絡をください。次回公演も予定されていますので,見学やお手伝いの方も来ていただけると有り難いです。どうぞよろしくお願い致します。

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