群馬県富岡&甘楽へ1泊2日公演報告

2012年2月25日(土)26日(日)と1泊2日で群馬県の富岡&甘楽へ公演旅行に行って参りました。バレエボランティア旅公演企画第二弾(注:第一弾は2010年8月の熱海公演)。富岡市とは、歴史で習った富岡製糸場があるところで、現在製糸場跡を含めた絹産業遺産群が世界遺産登録を目指しています。

公演会場は2か所、富岡市にある介護老人保健施設ココンさんと、甘楽町にある社会福祉法人かんら会シルクさんです。

双方ともいつもの食堂からあふれんばかりの70名~100名ほどの沢山の方々が観に来て下さい感動的な公演ができました。お伝えすることが沢山あるので今回は3部構成となっています。

1 旅情編(富岡製糸場) 2 青春編(ココンさん) 3 純情編(シルクさん)(※注:この旅情とか青春とか純情とかには何ら意味はありません。)


1 旅情編(富岡製糸場)

今回バレエボランティアが地方公演をすることになった理由は、バレエボランティアの一員であるかえちゃんのおばあさまが入居されているホームが富岡市のココンさんだったからです。ご縁があってこの地で公演をさせていただきました。

今回の参加者は途中で出入りはあったものの、男性5名、女性10名の合計15名でした。無論その中には音響や照明の裏方スタッフも含まれています。

富岡製糸場にバレエボランティアメンバー全員で行って観光して参りました。製紙工場の女工のお話というと「あゝ野麦峠」の映画(1979年公開)の印象が強く、劣悪な勤務環境の中で女工達が必死に生きている姿を思い浮かべますが、富岡製糸場は当時の高級官僚や貴族の子女等が率先して働いており、勤務環境が良く、お休みの日は観劇やショッピングも楽しめるような生活だったそうです。

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メンバー数名がまゆから糸を取る作業の体験もしました。建物は木骨煉瓦造りのモダンな建物で、なんとなくフランス風の窓やバルコニーの天井に格子のデザインだったりして、当時としてはかなりハイカラな雰囲気だったと思います。診療所もあって福利厚生は良かったようです。世界遺産登録直前の煉瓦の建物の前でお約束の1枚パチリ。

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富岡製糸場を見学したら怒濤のショッピングタイム。信州屋さんでシュウマイを食べて、大塚屋さんでだし巻き卵を買って、扇屋さんでカリントまんじゅうを買いました。

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シュウマイ絶品。柔らかくて優しい味。だし巻き卵は下仁田ネギ入りラー油味やチーズ入りも美味でしたが、なんといっても普通のだし巻き卵が美味しかったです。そしてカリントまんじゅう。実は1日目の公演で差し入れを頂いて美味しかったので直後に買いに行ったらお店に残っていたカリントまんじゅうを全てメンバーで買い占めてしまい、買えなかったメンバーが次の日の公演前に買いに走ったほど。

夜はお約束の「反省会」。初日公演のビデオを流しながら次の日のイメージトレーニング・・・はさておき、実は1日目に少し大きめの声で応援をしてくださるお客様が居て、この方がバレエに合いの手を入れてくれるのですが(例:「ハイ~ハイッ」等)、その声かけのタイミングがあまりに絶妙で、メンバー大受け。次の日の公演があるので飲食は控えて早めに就寝しました。

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グルメ話題に続いて、地元特産品の情報。メンバーのお母様からお土産に、「花見せんべい」と「まゆ玉」を頂きました。

「まゆ玉」はその名の通り、絹の原料であるまゆの玉で、これで顔をマッサージすることによって古い角質や毛穴の汚れを優しく取り除いてくれるそうです。またまゆ玉に含まれる「セリシン」という成分は、保湿作用、抗酸化作用があり美肌作りの成分として注目されているそうです。

早速試してみる。本当にすべすべになった。バレリーナは顔が命です。次回公演の際はメイクのノリも良くなることでしょう。ありがとうございました。


2 青春編(介護老人保健施設ココン)

ココンさんは、バレエボランティアのかえちゃんのおばあさまがいらっしゃる施設です。今回の公演の主目的は、かえちゃんのおばあさまにかえちゃんの踊る姿を観てもらうこと。

思い起こせばおよそ2年前に彼女がメンバーに加わったときから、おばあさまが群馬県の富岡市のホームにいらっしゃることを話していました。そしておばあさまがかえちゃんの出演する舞台を観に来てくれることはなかなか難しくなってきたので、自分の踊っている姿を見せてあげたいという思いを多忙な毎日の中でもずっと持ち続けていました。そんなかえちゃんの想いがやっと今回実現することができました。

この公演に「上毛新聞」の記者さんが取材に来てくれました。取材対応は事務局長。記事が載るのは2月29日周辺とのこと。新聞に載ったら初めての快挙です。

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2月25日(土)13:45~14:30@富岡市ココン公演のプログラムは以下の通り。
1 眠りの森の美女より「6つの妖精」
(1)オープニング
(2)松
(3)桜
(4)カーネーション
(5)カナリア
(6)トネリコ
(7)リラ
(8)コーダ
2 バレエに挑戦
3 G線上のアリア
4 川の流れのように 
5 「スリーピーマドンナ」によるジャズヴォーカルセッション
(1)センチメンタルジャーニー
(2)りんごの木の下で
(3)月光価千金
6 祭
7 フィナーレ

この日のために練習した新作「G線上のアリア」の出来が抜群に良かったです。みなさん御存知のバッハの「G線上のアリア」をあのゆっくりとしたテンポでしっとりと踊ります。アクロバティックなリフトもふんだんに使われ拍手も盛大に頂きました。

帰りに施設の方に「どの作品が良かったですか?」と伺ったところ「『G線』が良かった」とお話されていました。「バレエを知らない人でもバレエはきっとこういうものだろうというイメージを裏切らない作品」とお話されていました。

公演が終わった後かえちゃんのおばあさまのお席に他のメンバーも一緒に集まってご挨拶をしたところ、公演中もずっと涙ぐんでおいでで、公演後も涙が止まりませんでした。もらい泣きするメンバー多数。

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ココンさんから以下の通りのメールを頂きました。

おせわになります。
先日は、大変有り難うございました。
利用者の皆様も大変喜んでくださっていました。
皆様へ宜しくお伝え下さい。
また機会がありましたらどうぞ宜しくお願いいたします。

施設の皆様方が暖かく受け入れてくださったお陰で良い公演が実現できました。どうも有り難うございました。

>> 3 青春編(社会福祉法人かんら会シルク)につづく

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